【シグナス整備帳】タイヤ交換に初挑戦(DUNLOP SCOOTSMART 120/70-12 51L)【ODO=26,604km】

シグナス

後輪がパンクして以来、半年以上放置していたシグナス(台湾仕様)。見事にバッテリーもアウト。

通勤などで使うことがなくなったので直す必要もなく放置してしまっていたのですが、近々使わざるを得なくなったので一念発起、タイヤ交換に挑戦してみました。タイトルの通り初挑戦です。若干手こずりましたが思っていたよりはすんなり終えれました。交換に使用した道具や手順を紹介します。

買ったもの

作業するに当たってアマ○ゾンで購入したものは以下の通りです。

・バッテリー 3400円

・マフラーのガスケット 405円

・ビードワックス 601円

・タイヤレバー3本セット 1899円

・バルブ 700円

・リアタイヤ(120/70-12 51L) 5099円

以上です。締めて12104円。

あと、空気入れをホームセンターで買ってきました。たしか1500円くらいです。

使った道具

ジャッキ(借り物)

鉄パイプ(借り物)

ラチェット(安物)

エクステンションバー

ソケットセット(安物)–19mm、14mm、12mm

24mmソケット(トネ)

モンキーレンチ(形見)

虫ドライバー

+ドライバー

タイヤ交換手順

まず洗車

タイヤ交換、の前に薄汚れたシグナスをざっと洗ってやりました。

洗車前
洗車前

いい感じに薄汚れていますが…

洗車後
洗車後

水でざっと流して拭き上げてピカピカに。さて、タイヤ交換の手順ですが。。

マフラーを取り外し、ジャッキアップの準備

センタースタンドがないのでジャッキアップしなくてはなりません。その前にマフラーを外してホイールのナットなどなど予め緩めておきます。

リアサス下端部12mmとリアホイールアクスルナット24mm

アクスルナットの方は若干奥まっています。トネの24mmソケットにエクステンションを挟んでラチェットで緩めました。当然のように鉄パイプも使いましたが…

O2センサーのコネクタ

O2センサーをエキパイから取り外す前にコネクタを外してやります。じゃないとコードが…

このゴムをめくってやるとコネクタが出てくるので1か所爪を押し上げてやれば外せます。

O2センサー、エキパイ接続部21mm(たぶん)

コネクタを外したらO2センサーを取り外します。手持ちのスパナではサイズが合わずモンキーで外したので定かではないですがおそらく21mmくらいだと思われます。

マフラー、エキパイ接続部12mm
マフラー、サイレンサー付近の固定部分(上が14mm、下は12mm)

先にエキパイ接続部のナットを外してサイレンサー付近の固定部分2ヶ所を外してやります。

スイングアームもどきの固定部分12mm

マフラーを外してやるとスイングアームもどきが丸見えに。(パーツリストで調べたらリヤアームとなってました)アクスルナット、リアサスを取り外してジャッキアップの準備完了です。

ジャッキアップしてタイヤ取り外し

知人からジャッキを拝借してきたのですがジャッキが高過ぎて一筋縄ではいきませんでした。片側の爪をシュラウドの下あたりに引っ掛けて・・・

反対側は爪をかけれず・・・

ジャッキの右側とサイドスタンドで支えるという荒業に。今更ですがこのやり方するならわざわざ車体の下をくぐらせる必要はなかったのではないかと、今更ながらですが気づいてしまいました(^q^)サイドスタンドの下にゴムシートを挟んだ方が安全ぽいです。

余談:ジャッキを買うか借りるかどうしようか悩んでいたときに見かけた商品からこのやり方のヒントを得ました。

リヤアーム取り外し

リヤアームとホイールの間にスペーサーがあります。向きを間違えないように写真撮ってメモ。

リアホイール取り外し。ここまでは思いの外順調です。

ボロタイヤをホイールから外す

まず、虫ドライバーで虫を緩め空気を抜きます。次にビードを落としてやらなければならないのですが踏んづけてみても落ちる気配なし・・・

タイヤレバーでこりこりとほじってやったら外れてくれました。

タイヤレバー三刀流

↑こんな感じにタイヤとホイールの間にレバーを差し込みタイヤに引っ掛けて矢印方向にグリッとやるとタイヤが外れていきます。

半分外れた状態

片側外せたらひっくり返して反対側から攻めます。今度はタイヤではなくホイールにレバーを引っ掛けてホイールをほじくりだしていきます。レバー1本分ずつジワジワと外していきました。

無事タイヤ引っぺがしに成功し記念撮影

無事外せました。

タイヤの回転方向メモ

折返し地点に到達。ここまでは怖すぎるほどに順調でした。

エアバルブを交換してタイヤ取り付け

新品のL字型バルブ取り付け

古いバルブは用済みなのでカッターで切り取って外しました。新しい方にはシリコングリスを塗布しホイールの外側から押し込んでやります。+ドライバーなとで押してやるとやりやすいです。

タイヤの回転方向を要確認

新品タイヤの取り付け前に回転方向を要チェックです。ビードワックスをビードに塗りたくりこの画像の状態から押し込んでやると、半分はヌルっとハマります。ここまでは本当に順調だったのですがタイヤ組み付け完了まであと一歩のところで見事につまづきました・・・

最後の最後で1時間ほど悪戦苦闘…

あとは反対側をはめればお終いというところで大苦戦。ある程度はめるとはまってた場所が抜けてきて、またはめては抜けてを延々と繰り返し…結局どうやってはめたのかもはっきり覚えてません。ヒザとかで押さえながらやったような気がしないでもないです。

なんとか組み付け成功
ビード上げのときは一旦虫を外してから

一番心配だったビード上げですが自転車用の空気入れですんなりと(´・_・`)2回ポンッて鳴ったのできっと問題ないでしょう。

車体に取り付け、マフラーなどを元通りに

外したときと逆の手順で車体へ取り付けていきます。ホイールを外したついでなのでドラムブレーキの清掃もしておくと良いですね。

悪戦苦闘したおかげでタイヤは汚れホイールは傷だらけに

あとがき

今回、タイヤ交換は初挑戦でしたが自分でやるか店に頼むかかなり悩みました。しかし、いざ作業をしてみると案ずるより産むが易しの諺の通り、一部手こずったものの全体的に見れば容易い作業ばかりでした。放置して汚れていたとはいえそこまで古い車両ではないおかげもありますが…

久々の作業なので億劫になっていた面もあります。ホイールに傷がつくのがいやだなぁって思っていたってのもあります。とかいいつつリムガードを持ってるのに使ってません。面倒だったので。

まあなんにしても、やって出来ない事はないと思える、そんな程度の作業でした。4発のキャブ脱着&全バラオーバーホールの方が余程手間はかかるし困難な作業と言えます。しかし、シグナスちゃんのおかげで少し成長したクソ親父でした。

バッテリー交換はまた次回。。

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