【シグナス整備帳】再加速時のもたつき(車体の震え)について考察

シグナス

例えば、次の信号が赤でゆるゆると減速していってる途中に信号が青に変わり再加速しようとアクセルを開けた時。

今まではこんなことなかったような気もするのですが最近気になりだしました。再加速時にアクセルを開けると車体がガタガタと震えて、ゼロ加速のときと比べ加速感にも乏しい(気がする)状態です。

原因の考察

症状からしてたぶんプーリーの辺りがおかしいんじゃないかなぁと。思い当たることが一点ありました。

というのも以前ここらを触ったときに、プーリーの内側にグリスを塗ったのかどうか記憶が定かでなかったからです。インターネッツで調べた感じでは塗らない派の方もいらっしゃるようですが、物としてグリス溜まりが存在しているのなら塗るのが正解ではないでしょうか。

↓以前プーリーをいじくった時の記事はこちら↓

【シグナス】プーリーのオイルシール装着 | クソ親父の戯れ言
朝イチにブツが届いたので早速取り付けました。デイトナ バイク用 駆動系リフレッシュKITリペアパーツ 念の為?サイズが一緒...

オイルシールを取り付けて調子良くなったと当人が述べているので塗っていたのかもしれませんが疑わしいので確認してみました。

クランクケースカバー脱

およそ10分くらいでこの状態に。今回、初めてT字のソケットハンドルを使いましたが中々使い勝手が良かったです。

Dr.Pulley製、異型ウェイトローラー8g

ウェイトローラーの状態もついでに確認。変に削れているところもなさそうです。

プーリーボスの状態は…段付き摩耗というよりは錆でしょうかなんでしょうか。なんか汚いのでとりあえずパーツクリーナーでお掃除。

プーリー内部、ボスと触れ合う部分も同様にばっちい状態。ざっと掃除してグリスを塗りたくって溢れた部分を拭き取りパーツクリーナーで脱脂。

もちろんプーリーがベルトと触れ合う部分もしっかり脱脂。ウェイトローラーはうっすらとグリスアップして組付け。

ランプレートも掃除して薄っすらとグリス。

あとがき:試乗

もう少し時間をかけて掃除してやりたかったのですが、症状が改善されるかが気になって仕方なかったのでひとまずは組み付けて試乗してきました。

結果として予想通りで、再加速時に車体がガタガタと震えることはなくなりました。もたつきは正直こんなもんかなぁといったところですが、これに関してはプーリー側でなくクラッチ側、トルクカムの辺りも関係してくるようなのでなんとも言えません。

未だクラッチ側は触ったことがないので少々気後れしてますが経験を積むためにそろそろ手を出すべきかもしれません…

問題はしくじってぶっ壊して走行不能になった場合、通勤の足がなくなることです…

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