先回の考察編に続きまして今回は準備編です。ちょっとした試してみたいことがあるのでその下準備をしていきます。
先回のやつはこちら↓
グリスのちょう度(稠度)調整
Dすけさんのブログによるとグリスに添加剤を混ぜてやればちょう度を変更出来るとのことでした。なので自分もやってみました。
用意したもの
・グリス
袋入りウレアグリース400g(AZ製・ちょう度2号)です。カインズのシールが肝心なところに貼られていますが。
製鉄所の軸受や建設重機のベアリングに使用可能とのことなのでかなり過酷な環境でも使えそうです。自転車に使うにはオーバースペックでしょうか。
・添加剤
用意した添加剤はこちら。これでいいのかわかんないですが安めでそれっぽいやつをAmaz○nで探して調達しました。
粘度が向上するみたいです。
・容器
ちょうど桃の種を保存していた瓶が空いたところだったのでこれを使用。
ウレアグリス50g+添加剤5g
瓶にグリスを50g投入。巻○グソのようにモリモリと出てきました。
添加剤を5g投入。これで10%添加…と思っていたら計算間違ってたような…?グリス45gに添加剤5gが正解なような気がしないでもないです。
細かいことは気にせず作業をすすめます。フォークで混ぜたらフォークの隙間に2g残りました。
果たしてちょう度は変わったのでしょうか。
添加前のグリスを手に取り感触を身体に刻みこみます。
続いて添加後のグリス。少し軟らかくなったような気がします。
ウレアグリス50g+添加剤10g
先程と同様に作業を進めていきます。巻○グソ改めウレアグリスを50g、添加剤を10g投入。フォークでかき混ぜて2g喪失。
添加剤5gのときより軟らかくなった気がします。粘りも増した気もしないでもないです。
計算ミス
やはり計算が間違ってました。グリス50gに対して添加剤5gということは50:5=10:1。。。つまり添加剤の割合は1/11=9.0909以下略%…20%にしたつもりの方は50:10=5:1。添加剤の割合は1/6=16.66以下略%でした。やはりグリス45gに添加剤5gが正解だったようです。作業している時は全く気にもとめてなかったのですがいざ文字に起こそうとしたときに過ちに気付いた次第です。まあそこまできっちりやる必要もないのでこれはこれでいいんですがちとスッキリしないです。
ウレアグリス30g+添加剤20g
というわけでもう一発やることにしました。今度はちゃんと計算したので間違いないはずです。ウレアグリス30gに対し添加剤20g、これで40%になると頼りないファイティングコンピュータから計算結果がはじき出されました。
少し投入量がブレましたがグリス31gに対して添加剤19g。40%のつもりでやってますが厳密には38%でしょうか。自信がありません。
またしてもフォークに2g吸い取られました。捨てるのは偲びないので感触チェックのために使います。
5g添加、10g添加のときと比べて明らかに軟らかくなりました。粘度もだいぶ増しています。粘度が向上すると謳っていたのは伊達ではなかったようです。
未添加のウレアグリスと比べるとその差は歴然です。
あとがき
一応、ちょう度調整は成功したっぽいです。実験の下準備はこれで整いました。あとは実験をするだけなのですが最近他に気がかりなことがあり手つかずです。自転車に対する情熱も失せかけています。これは体調面の問題もありますが。とはいえ中途半端に終わらせるつもりはないので実験したら結果を報告いたします。
つづく(はず)
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