先回のクランク交換に続き今回はブレーキの調整などについてです。
↓クランク交換についてはこちら↓
前後ブレーキの調整
こちら前輪側のブレーキの様子。画像ではわかりづらいですがレバーを引かずともシューがリムに接触してるっぽかったので調整してやりました。
調整するにはワイヤーを緩めて程よいところで張り直す必要があります。六角でボルトを緩めワイヤーの張り具合を調節します。しかしそれだけでは調整しきれないので根元のアジャスタで微調整。
ここで気になったのがこのレバー。動かすとワイヤーがたるみシューがリムから離れます。最初はこれを動かしてから調節するのか?と一瞬思い悩んだのですが、すぐにその役割がなんなのかわかりました。ホイールを外すときにブレーキシューが邪魔にならないようにするためのレバーであると。(たぶん)
調べてみたらやはりそうでした。クイックレリーズレバーっていうみたいですね。
続いて後輪側のブレーキの調整を前輪と同様に。遠目には気にならないのですがアッブでみるとブレーキ本体の汚さが際立ちます。。性能自体は今のところ不満はないのですがいずれ交換してやりたいところです。
ハブのメンテナンス
次はホイールを車体から外しハブの清掃とグリスアップを試みました。それなりに汚れております。
ダストブーツ?を取り外し。よくよく見るとひび割れが発生しておりました。浅いのでよっぽど問題はないでしょうが、これ以上劣化しませんようにと願いをこめてシリコングリスを塗布。
続いてハブの内側の様子を拝もうとレンチをかけました。外側に17mm、内側に13mmの薄めのスパナをかけてナットを外してやろうと試みたのですがびくともしません。固着しているのでしょうか…回す向きは間違っていないはずですが…
一向に外れる気配がなかったので諦めました。後日挑戦しようと思います。今度はクレ666辺りを使用してみようかと。
あとは適当に清掃して適当にグリスアップして組み付けました。
次は後輪側。こちら中々の汚れっぷり。白だから汚れが目だちますが裏を返せば汚れが目立つので綺麗にしやすいとも言えます。綺麗する甲斐もあります。最近そういった理由からか白がお気に入りです。
スプロケを外す工具を持ち合わせていないのでスプロケはできる範囲での清掃のみ。ハブはこちらもバラせず…結局シャフトにグリスを塗る程度しかできませんでした。
ブレーキ鳴きについて
リアは鳴らないのですがフロントがなかなかの勢いで鳴きまくります。ベルの代わりに使えるときもあるので便利といえば便利ですが、ちょっとやかましすぎるので一度ブレーキシュー付近を確認してみることに。シューに異物がくっついてるせいだったり、片効きしてるせいだったりと色々と原因があるみたいですが果たして。
こちらフロントリムの様子。ブレーキのせいで塗装が削れてるのでしょうか…異物の噛み込みでしょうか…
左側のブレーキシュー。異物はなさそうですが、、、ひとまず軽く綺麗にして戻しました。
こちらが右側。左側と減り方に違いが見られます。右上の辺りに筋状の模様がついてません。
さらに接触面を横からみると。。なんとも変な減り方をしてます。これが原因でキーキー鳴いていたのでしょうか…ひとまずこちらも軽く汚れを落としてキレイに当たるように位置を調整して取り付けました。
試走
ブレーキ鳴きの根絶には至りませんでしたが、少し和らいだ気がします。ブレーキシュー組み直しは無駄ではなかったようですがまだまだ対策が必要なようです。シューの交換、最悪の場合はブレーキ本体の交換も視野に入れて検討中です。
4kmほど走っていちど家の近くまで戻ってきて、数日ぶりに自転車に乗ったのでもう少し走ってこようかなと思った矢先にあるハプニングが。ハンドルをきって曲がったときに違和感がありました。グッとハンドルをとられるようなイヤな感覚です。
何事かと思いタイヤに触れてみると空気が明らかに減ってました。ちょうど家の近くだったのは不幸中の幸いです。パンクしたのかなぁとしょげながら家に帰りひとまず空気を入れて様子を見ることに。
仏式バルブの空気の入れ方について
ママチャリでお馴染みのやつが英式、車やバイクで使われているのが米式、ロードバイクやクロスバイクに使われているのが仏式とバルブにもいくつか種類があります。かつて乗っていたAVALANCHEは米式でしたのでガソリンスタンドで空気を入れてました。
VENTURAさんは仏式バルブです。高圧に出来るのが仏式の特徴のようです。しかしこの慣れない仏式。入れ方も少し手間がかかるというかひと癖あるようで、今回2度目の空気入れなんですがどうも1回目はちゃんと空気が入れられてなかったようです(^o^)
家にある空気入れ自体は仏式に対応しているので問題ないのですが、先端のバルブを緩めて先端を一度押し込んでから空気を入れて、入れ終わったらまた締めるといった風にしなければならないみたいです。初めて入れた時になんかおかしい感じはしたんですがようやく謎が解けました。
たしか初めて入れた時はやけにポンプが重かった気がします。バルブを緩めてなかったせいですね。つまり空気を入れてるつもりが入っていなかったということです。ちゃんと調べてからやるべきでした。。。
あとがき
ブレーキ鳴きもハブメンテも結局中途半端に終わり禍根を残す結果となってしまいました。今回の収穫は仏式バルブの空気の入れ方を学んだことくらいですが、実はいつの間にやらバルブの先端を曲げてしまっていたようでさらなる出費が重なることになりそうです。
☆要整備もしくは交換箇所メモ☆
- ブレーキ廻り
- 前後ハブ
- タイヤのバルブ(チューブ交換!?)
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