先回はリアブレーキの整備とチェーン交換を行いました。
詳細はこちら↓
今回はクランク付近をいじくっていきます。
ワンピースクランク取り外し(アメリカンBB)
VENTURAやアバランチェで見慣れたBBとはひと味違います。数あるBBのうちのひとつ、アメリカンBBというタイプみたいです。スプロケがついてない方から攻め込み32mmの薄いナットを取り外します。手持ちのモンキーでギリギリ外せました。次はワッシャーと玉押しを外すんですがその前に、
ペダルも外さなければいけないのでCRC6-66を注入して浸透させておきます。おまじないみたいなものですね。
玉押しを外すにはピンスパナという工具がいるらしいんですが持ち合わせていません。なので先が長くて曲がったレディオペンチで代用しました。しかし、手で回せそうなほどに緩かったです。
で、ペダルも取り外し、
玉押しを外していきます。32mmの薄いナット、玉押し共に逆ネジです。
玉押しとベアリングの様子。砂が混じったような汚れ方です。
同上。
同上。ろくにメンテナンスされていなかったことが窺い知れます。しかしこれでこそ綺麗にする甲斐があります。
まあまあ綺麗になりました。このスプロケを外すにはまた工具が必要になります。マイナスドライバーでどついて外す人もいるようですが出来るだけスマートに取り外したいので、
工具を調達しました。画像向かって左側がスプロケの脱着用の3本爪、右側が玉押しの脱着に使う2本爪です。2つ買わなきゃ、、、と思ってたところたまたま見つけました。
ジャストフィットです。さすが専用工具。
取り外しはバッチリでしたがマジマジとみるとかなりバッチィです。。で、問題のチェーンテンションの乱れの件ですが原因は何かとあれこれ考えてみたところ、ファイティングコンピュータから弾き出された答えがこちら。↓
クランクアームを新品に交換
クランクアームが曲がってんじゃねーか!?ということで新品を調達しました。ちょうど某オークションで安く手に入ったのでこれで試してみました。
新旧並べたり重ねたりしてざっと比較してみましたが、特に問題はなさそう。とりあえず車体に取り付けてくるくる回してみて確認しました。
あとがき
新品のクランクアームに交換したものの依然として乱れは健在で徒労に終わってしまったようです。効果は見栄えが良くなったのみでした。しかし、何度か脱着を繰り返してるうちにあることに気付きました。
スプロケ側のベアリングのリテーナーがひん曲がってました…いじくる前からなのかいじくったせいで曲がったのかは定かではありませんが、初めて取り外して組み付けたときからなんか上手く納まらないなと違和感があったのできっと元からだと思われます。逆側は曲がってなかったので試しにベアリングを左右入れ替えて組んでみたらチェーンテンションの乱れが少し落ち着いたような感じでした。
というわけで次なる一手はベアリングの交換となりました。つづく
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